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ぼくのデジタルガジェット遍歴(3) ~ 高性能ミニPCたち

さて、第3回になったこのシリーズ。前回の話は PHSPDA。縦型ザウルスでスマホスタイルのモバイル通信環境を先取りしていたことを振り返った。

nyagbon.hatenablog.com

そうこうしている間にさらにミニノート PC の世界が進化していた。

Visctor InterLink XP MP-XP7210 (2002年)

第1回で紹介したミニ PC「CASSIOPEIA FIVA」は当時としても CPU が遅い部類で、尚且つ HDD 容量も少なく、2~3年経つと普段遣いには耐えられなくなっていた。そこで新たに購入したのが、ビクターの「Interlink XP MP-XP7210」というモバイル PC だった。OS は当時最新の WIndows XP を搭載していた。

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一見普通のノート PC に見えるが、これもサイズが小さい。FIVA よりは大きいが、225x152x28mm でほぼ A5 サイズというコンパクトさ。そして 885g という FIVA とほとんど変わらない軽さ。

下はネットから拾った比較画像なのだが、ASCII 誌が A4 サイズだったから、その約半分のサイズだ。

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しかもプロセッサが Pentium III 800MHz という当時としてはかなりの高性能さ。この頃流行っていた DivXMPEG-4 ビデオの再生をラクラクこなすマシンだった。

これも何かと持ち歩いて外出先でモバイル端末を弄る楽しみを満喫していた。しかも、このころになるとウェブもサイトも充実してきて、旅行先やハンバーガーショップや家で寝っ転がりながらネットサーフィンするのにも大活躍だった。

Sony VAIO type U VGN-U71P (2004年)

それから少し経つと、ソニーから時代を先取りしたような小型 PC が発売された。VAIO type U シリーズの最新型だった。

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なんて先進的なコンセプトなんだ、と当時は激しく心揺さぶられた。四角くコンパクトな筐体は 167x108x26.4mm と小さく、そして重量は 550g と格段に軽い。そこに高性能モバイル PC の機能がまるっと収められている。

筐体のハードキーは必要最小限に抑えられており、上下左右とマウスクリックボタン、ポインティングスティックぐらいと、かなり割り切ったスタイルだ。マウス操作は画面タッチかポインティングスティックで行う。キー入力は基本的にソフトウェアキーボードで行う。手書き文字認識にも対応していた。

しかも、折り畳みキーボードとドッキングステーションも付いており、この写真のようにセットすれば普通の PC の様に使えるのだ。

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PDA の様に使えつつ、本物の Windows が動くこのマシンは、持ち運び用途に今まで以上に大活躍した。電車の中でザウルスの代わりに VAIO type UPHS カードを挿してネットを楽しんで一人優越感に浸ったり、あるいは沖縄旅行でシュノーケリングしたときに取った写真や動画を、夜の飲み屋で皆で見返して楽しんだりした。

機能・性能共に Interlink XP と被るけれど、キーボードの使い勝手と画面解像度は Interlink XP のほうが勝っていた。あくまで VAIO type UPDA のスタイルでフルスペックの Windows が使えるという機種だった。なので、用途に応じて、あるいはその時の気分でこの2つの機種を使い分けていた。

次回予告

次回ははてさてまたまた世を賑わせた懐かしいモデルをご紹介。お楽しみに!

ではまた!